【結果】「食べ物」しばり

1. 多分この人別れても猫背で食べてる 18 7・4
作者:祥
◎木曜星、南天、ほろほろ、ロケッ子、はたらきねこ、玉虫、なかぎり ○畦道、天坂寝覚、十月水名、ニレ
・これも特選にしたかった。うまいです、猫背。僕もです、猫背。この人(彼氏か彼女)が猫に見えてきて、猫だからわがままだし勝手だし、でも可愛いし愛おしい。読めば読むほどいい句ですね。やっぱり特選にしましょう。特選!(木曜星)
・別れても姿勢正すことなく、そのままの人なのだろう。頑固な人が猫背で食べているのが見える。(南天
・少し距離を置いて「この人」を見ている視線がいいですね。その距離感に愛情が感じられます。そしてその人の猫背も見えてくるようです。・・エッセイのようにも読めます。(ほろほろ)
・猫背の人に弱いです。太田光が背中を丸めてご飯を食べている姿を想像。ああ、この人は私と別れてもこうやってご飯を食べて… などと妄想したらなんか切なくなった。(ロケッ子)
・女性の視点だなと感じました。飽きられたのか、それともどうしようもなく愛しいと感じてくれているのか。どちらともとれるようで、しかしそれを「どちら」と分けるのは自分が男性だからなのかもとも思ってしまったりします。きっとこの女性の中では、この相手に対する感情はもっと渾然としているのでしょうね。別れを決めたわけではない。しかし明日別れてもおかしくはない。そんな目で無心にスパゲティを食べるぼくを見ているのか……。ハフハフ言ってる場合じゃないなあ。あうあう。(はたらきねこ)
・切ないです…(´;ω;`)ウッ 食べ物とわびしさが合体すると、何かもう身悶えせずにいられない。一番印象に残ったので特選とさせていただきました。(玉虫)
・女性目線なのでしょう。そんな風に見られる人もいるんですね。僕には無縁ですが。(なかぎり)
・こたつでみかんを食べるときも、レストランでナイフとフォークをカチャカチャいわせるときも、猫背。別れても、と言いながらたぶん別れないんだろうな、という優しい視線を感じる。(畦道)
・落胆なんだか諦めなんだか分かりませんが、なんとなく愛を感じました。(天坂寝覚)
・食べ方って印象に残るものですよね。(十月水名)
・映画の回想シーンのようなモノクロームな映像が浮かぶ句ですね。
だからどう、っていうことではないけれど、だけどそう、っていうわけにもいかない気持ち。(ニレ)

2. チョコレート少し溶かして交わすキス 1 0・1
作者:白熊左愉
○もも
・少し溶かして…ということは、まだ少し口の中にチョコレートが残っているはず。そのチョコレートを舌で転がす感じとか、生ぬるさとか、甘さとか、キスの感触とか想像すると、ついにやけてしまいます。(もも)

3. こんな格好で反逆のマヨネーズ 5 1・3
作者:ほろほろ
◎Umbert Dolby ○茂刈艾、タケウマ、千代
・マヨネーズのキャラがビシバシ立っています。こんな恰好なのは、筆者なのか、マヨネーズなのかわかりませんが、後者ととりました。あの減ってしまってぐにゅっと反り返っている姿を自虐的に『反逆』と表現した作者に敬意を表します。深いと思います。脱帽。(Umbert Dolby
・勢いに笑ってしまいました。容器から漂う不穏な気配が滲み出てくるよう......それにしても、いったいどんな格好だ。(茂刈艾)
・どんな格好なの???(タケウマ)
・まよりーん♪どんな格好なのかしら?こんなわくわくしちゃう句は私には作れないです。(千代)

4. 恋の始まりはキャラメルポップコーン 1 0・1
作者:もも
○mekeke
・甘さの中にほろ苦さもあるキャラメルが始まりなら、終わりは何味なんだろうと思いました。結局塩バター味が一番?いやむしろ煎餅か。その前に喉が渇くだろうなあ。(mekeke)

5. 食べ物の恨み恐ろしい核シェルター 2 0・2
作者:南天
○木曜星、ほろほろ
・恐ろしいですよね。頭にキノコ雲が出ていますからね。(木曜星)
・それは恐ろしいでしょうね。(ほろほろ)

6. もう居ない君の席に私のごはん小盛り 5 2・1
作者:千代
◎天坂寝覚、茂刈艾 ○白熊左愉
・こんなに小さい景色でありながら、そこにある喪失感の大きさたるやすさまじいです。(天坂寝覚)
・「小盛り」の表す距離感が好もしい。ぎこちない親愛の情が歯痒くも愛らしいです。(茂刈艾)
・さびしさが伝わります。(白熊左愉)

7. 霜の夜や分子構文解いて居り
作者:Umbert Dolby

8. ゆで卵まるごと一個口に入れてみる 5 1・3
作者:タケウマ
◎こみおく ○かもせり、はたらきねこ、元気な人
・何回読んでも笑えます。五七五のリズムで読むとだらしない字あまりになる感じもとても好きです。(こみおく)
・むしろ口に入れた後のことを句にして欲しいと思いました。(かもせり)
・ タブーへの挑戦はそれ自体が快楽と成り得る。その好例ですね。きっと今は一人なのでしょう。周りに咎める者はいない。今だ!しかしせっかく面白い顔になっても一人なのでもったいないですよね。わかります。自分は昔、こぶしが口に入ったのですが、今やってみたら入りませんでした。これも老化です。さびしいことです。(はたらきねこ)(はたらきねこ)
・入れてみたくなる丸みではありますよね。で後悔する。でまた入れてみたくなる。で後悔する。そうやって生きて死ぬんでしょうね。(元気な人)

9. 殺めねば生を語らるや
作者:みずいろばーど

10. まだ泳いでいたかったか喉の骨 14 3・8
作者:ロケッ子
◎白熊左愉、うぐいす、フロヤマ ○こみおく、木曜星、南天、Umbert Dolby、タケウマ、ニレ、千代、元気な人
・喉にささったことを魚の生への執着とみなしたところがいいなと思いました。(白熊左愉)
・無言の抵抗。食われてなお魚の生命力を感じる。(うぐいす)
・喉にささった魚の小骨。もしかしたら、生への執着なのかもしれませんよね。着眼点が素晴らしい。(フロヤマ)
・なんか和尚さんが喉から取り出した骨に笑いながら話しかけているようすが浮かびました。生臭坊主。(こみおく)
・引っかかった骨をそう捉えるとは、感服いたしました。(木曜星)
・喉にある骨がなかなか取れない感じがする。喉で骨の魚が動く気持ち悪さもある。(南天
・喉に引っかかった骨を相手に皮肉を言う負けず嫌いなところが好きです。(Umbert Dolby
・その状況での落ち着いた分析に感服し候。(タケウマ)
・喉の奥に動く魚の骨から大海原まで一瞬にしてダイナミックに映像展開する心地良さが最高。と同時に命のことにまで思いを馳せさせるテーマの深さに脱帽。(ニレ)
・最後の抵抗と未練。捕食する側とされる側の感情が残るこんな句、いいですね。(千代)
・喉に引っかかった魚の骨があたかも意思を持ってるかのようなおかしみのある句ですが、言い回しの妙を感じました。(元気な人)

11. 歯のない顔でまんじゅうくれた 19 4・11
作者:畦道
◎さはらこあめ、mekeke、みずいろばーど、元気な人 ○こみおく、南天、天坂寝覚、ロケッ子、うぐいす、茂刈艾、フロヤマ、玉虫、千代、祥、なかぎり
・歯がないということは、ひょっとしたら自分で食べるものだったかもしれない。それをくれるとはその人への愛情がよく伝わります。上手い。(さはらこあめ)
・口開けてにこーっといい笑顔で「ほら、食べな」てまんじゅうをくれるおばあちゃんが浮かんで、そんな風に渡すから本当はあんこ好きじゃないけどつい受け取ってしまうような、そんな風景が浮かびました。このまんじゅうはどこから来たんだろう。貰い物、それともわざわざ買ってくれたのかなぁ。(mekeke)
・ありがちパターンでも感動には違いない。賞味期限が切れてるけど食べる、みたいな。(みずいろばーど)
・食べられなかったんですかね。まんじゅうくれた人を「歯のない顔」だなんて言っちゃう辺りも好きです。(元気な人)
・じいさんなのか、乳歯の抜けたこどもなのか、いずれにしても屈託のなさとまんじゅうがよくあっています。(こみおく)
・歯の抜けた老人かまだ歯の生えそろってない子供なのかはわからないが、
とても良い表情でまんじゅうを勧めてくれてるように思う。(南天
・“歯のない顔”がおじいちゃんかおばあちゃんか分かりませんが、まんじゅうをくれるのはだいたいおばあちゃんな気がします。(天坂寝覚)
破顔一笑。そして、おまんじゅう。この句をとらないわけにいかない。(ロケッ子)
・優しそうなばあちゃんの笑顔が浮かぶ。まんじゅうみたいな、まんまるなばあちゃん。(うぐいす)
・無骨な言葉の並びが良い。それがまた「歯のない顔」にも「まんじゅう」にも結びついて喚起力がある。(茂刈艾)
・温かい気持ちにさせてくれる句です。(フロヤマ)
・だから!じいちゃんばあちゃんものに弱いんだよオレは!!(泣)(泣)(泣)(玉虫)
・丸くてシワシワで、満面の笑みで。いつも幸せをわけてくれるおばぁちゃんを思い出しました。(千代)
・『歯の無い顔』で取りました。皺くちゃの笑顔が浮かぶ。(祥)
・きっとしわくちゃで微笑んでいたんでしょうね。いい絵面が浮かびました。(なかぎり)

12. 結局えりんぎはつかわない 4 0・4
作者:はたらきねこ
○畦道、十月水名、mekeke、茂刈艾
・チャーハンとか野菜炒めとか、シチューとか。まあ使ってもおかしくはないのだろうが、結局使わないエリンギ。誰か、エリンギが絶対必要だというメニューを教えてほしい。(畦道)
・何を作ろうとしたのでしょう。男の料理でしょうか、など考えてしまいます。(十月水名)
・「まあ、しめじもあるし、エリンギはまたでいっか」てなることがよくあるなあと思い出しました。フライにすると美味しいですよね。脇役なようで案外主役の方が向いてるのがエリンギなのかも。(mekeke)
・あるあるですね。使い勝手が良いと思いがちですが、案外そうでもないえりんぎ。「使わない」ではない「つかわない」がしっくりきました。(茂刈艾)

13. 塩むすび作ってみたよばあちゃんと手を合わせていた
作者:さはらこあめ

14. うたたねはデミグラスソースの二日目 2 0・2
作者:十月水名
○かもせり、ニレ
・「冬の暖かさ」が伝わります。(かもせり)
・芳醇な甘いコクとまろやかさ。
ゴールデンスランバーの表現としてデミグラスソースを持ってくるのはナイスですね。なるほど、たしかにあれは次の日のデミグラスソースだ。(ニレ)

15. いっぱいの死をいただいてきた体で今日も 4 0・4
作者:天坂寝覚
○白熊左愉、ロケッ子、フロヤマ、玉虫
・たくさんの命をいただいて生きている今日であることへの感謝の気持ちをひとは忘れがち。それを思い出させてくれる句だと思いました。(白熊左愉)
・「今日も」で終わるのがうまいなぁ、と。いろいろと想像させてくれる。そして明日もまた、いっぱいの死をいただいて生きていく。(ロケッ子)
・食べ物への感謝の気持ちを思い出させてくれる句です。(フロヤマ)
・「夜鷹の星」に通じるやるせなさ。でもこのことを忘れてはいけないんだなと自分に言い聞かせ。有難く、今日も何かのいのち、いただきます。(玉虫)

16. ゲテモノ食いではないが上司の土産 1 0・1
作者:かもせり
○木曜星
・お土産は普通のものがいいですよね。でも、僕もゲテモノを買ってしまうなあ。そして、人にあげてしまうなあ。でも、グロいものほど美味しかったりするんですよ。(木曜星)

17. カップメン作る妖精を覗く 11 3・5
作者:木曜星
◎もも、畦道、タケウマ ○ほろほろ、うぐいす、十月水名、祥、なかぎり
・妖精って誰かなあ?子供、女の子?それとも本当に妖精だったりして。私は、女の子であって欲しいな。日本人なら、誰でも一度は食べたことがあるカップ麺。そう、カップ麺を食べなさそうなあの子だって、スーパーで98円くらいのカップ麺に、やかんを傾けてお湯を入れている。そのギャップに萌える。(もも)
・美しい♪ ティンカー・ベルがカップメン啜る姿を見てみたい♪(タケウマ)
・夜中に時計のなかから現れて仕事を手伝ってくれる小人の話を思い出した。確か、そういう場合はお寿司を置いておくのではなかったか。しかし作者はカップ麺で済ませてしまった。安上がりだ。(畦道)
・想像すると楽しいです。(ほろほろ)
・覗かないでとあれほど言ったのに…。お別れです。(うぐいす)
・妖精はいろいろなところにいることを気付かせてくれました。(十月水名)
カップ麺を妖精が作っているとは知らなかった(笑)こういう無駄なファンタジー好きです。(祥)
・ふと起きて水を飲みに夜中に台所行ったら居たんですかね。不思議な面白味。(なかぎり)

18. 白飯一口分の今日を飲み下して眠る 1 0・1
作者:ニレ
○みずいろばーど
・結局のところ、その程度である。けれども、その一口を淡々としっかりと飲み下してゆくことの、計り知れない大切さ。(みずいろばーど)

19. ライスカレーの名にふさわしい気品がある 1 0・1
作者:こみおく
○もも
・とても美味しそうな句。結局は、カレーライスもライスカレーも一緒なのだと思うが、ライスカレーという響きが、どこか懐かしくて、日本人好みのカレーらしくて良い。ちなみにライスカレーとは、お皿の上にご飯とカレーが一緒に乗ったものを言うそうだ。(もも)

20. つつましく惣菜を買う老婆ひとり 8 2・4
作者:なかぎり
◎千代、祥 ○さはらこあめ、こみおく、白熊左愉、みずいろばーど
・食べてくれる人がいなくなると、食事って作る意欲もなくなって。不経済だとは思ってもついつい惣菜に手が伸びてしまう。それが日常になっていく。何気ない一コマだけど、こうして詠まれると感慨深いです。(千代)
・自分に相応な食べ物を選んで買う、老婆の姿が美しい。(祥)
・つつましく、というのが、愛する人に先立たれた方のようなイメージがわきました。愛されなくてひとり、ではなく、愛されてひとり、という絵が浮かびます。(さはらこあめ)
・つつましいと惣菜と老婆とひとりがまるで縁語のようです。ばあさんの暮らしぶりが気になります。(こみおく)
・情景が浮かびました。「老婆かな」とかでもよいかな?と思いました。(白熊左愉)
・そういう方を見ると、なんだかいけないものを覗いてしまったような気がしてしまいます。その方の歩いてきた人生ドラマのラストシーンを見ているような、せつなさにも似た感情。(みずいろばーど)

21. 腿の間のすり鉢を叱る祖母 3 0・3
作者:茂刈艾
○フロヤマ、Umbert Dolby、はたらきねこ
・アイロニカルな句意でしょうか。泣きたくなります。(フロヤマ)
・叱ってくれるお婆ちゃんに対する愛情を感じます。ありがたい句。(Umbert Dolby
・ 優しい時間のように感じました。実際に祖母の料理を眺めるという経験がないので、多少の羨望込みで想像しています。腿の力が衰えてしまって、動くすり鉢に向かって「動くんでない、ほれ」とか言いながら山芋をすっているのでしょう。若いころに比べれば大変な労力のはずです。それでも孫のために山芋入りのふんわりした厚焼き卵を作ろうと奮闘しているのでしょう。いいなあ、そんなばあちゃんだったらいてもよかった。(はたらきねこ)

22. 叱られたあと泣きながら食べたおにぎり 6 0・6
作者:玉虫
○さはらこあめ、かもせり、みずいろばーど、Umbert Dolby、祥、なかぎり
・小さな子が、くしゃくしゃに泣きながら、食べている印象でした。そのおにぎりは、身も心もとてもあったかくなるおにぎりだったんでしょうね。(さはらこあめ)
・こういう味は何時までも忘れられない。(かもせり)
・たぶん誰にでもあるのではないかと思われる、思い出のワンシーン。本当の優しさとはどんなものか、分かったような気がした日。(みずいろばーど)
・涙の塩味が効いて美味しい句。だれもが経験のある情景をぽんと出してきた素直な句ですね。(Umbert Dolby
・こういう時の塩むすびは旨くて一生忘れませんね。(祥)
・誰にでも(少なくとも僕には)あった経験。鼻をすすりながら食べるのは、悲しくて、美味しくて。(なかぎり)

23. 七面鳥骨までしゃぶるか敬虔な君よ 5 2・1
作者:フロヤマ
◎かもせり、ニレ ○玉虫
・いのちを頂いて生きている以上、骨までしゃぶるべきなのかもしれません。いろいろ考えさせられました。(かもせり)
・イメージを壊された時のショックとその反対側に現れる新しい魅力。フェチ的好奇心はこんなところから芽生えるのでしょうか。そんな彼女の姿にもう惹きつけられはじめている主人公の姿が目に浮かぶようです。異性を語る上で「落差」ほど魅力的な調味料はありません。(ニレ)
・いまの季節にぴったりの、ユーモラスでちょっと毒のあるポップさ。好きです。(玉虫)

24. 耐えに耐え謀反起こした〆にパスタ 1 0・1
作者:mekeke
○ほろほろ
・〆にパスタが可愛いです。(ほろほろ)

25. 君のカレーは醤油と相性がいい 4 0・4
作者:うぐいす
○もも、畦道、南天、元気な人
・カレーに醤油をかけて、美味しそうに食べている様子が伝わりました。皮肉な言い方にも感じましたが、照れ隠しのようにも感じました。いろんなカレーがあるけれど、何のためらいもなく醤油をかけることができる「君のカレー」が一番なのかもしれません。私もこのカレーを食べてみたいと思いました。(もも)
・もうひとつあったカレーの句と迷ったが、こちらを。たぶん、バーモント甘口を説明書通りに、何も付け足さずに作っている。(畦道)
・最初は和風のカレーなのかと思ったが、出されたまま食べると美味しくないようにもとれる。醤油をかけると食べられる。または醤油をかけないと食べられないのかも。不味いと言えず、このように言ったのかも。(南天
・単にカレーには醤油と決めた人の言い訳がましい句なのか、今ひとつな味を優しく諭してあげてるのか。願わくば後者、いや前者で!(元気な人)

26. 食べないほうの草だった茶を飲む 9 1・7
作者:元気な人
◎十月水名 ○さはらこあめ、天坂寝覚、ロケッ子、うぐいす、mekeke、タケウマ、はたらきねこ
・とんでもないことしちゃったかも、でも落ちつけって感じでしょうか。どこか笑えます。(十月水名)
・何を食べちゃったんでしょう。何故か山頭火を思い浮かべました。(さはらこあめ)
・食べるほうの草はなんだったのか気になります。(天坂寝覚)
・草を「食べないほう」「食べるほう」と分けたことない! なんだろう、野草なのかな。「草だった」という過去形も気になる!(ロケッ子)
・食べるときはなにも思わなかったのに、あとになってわかると急に違和感を感じたりして。お茶で流しとこう。(うぐいす)
・芸術的に盛られた料理はどこまで食べていいのか迷う時があります。(といっても実際食べたことは無く、テレビで見ていてそう思うだけですが)ばつの悪い恥ずかしさが滲む一句だなと感じました。(mekeke)
・よくわかんない♪ まあ、茶を飲んだからいいのか。こういうリズムが自由律の定型なのかなあ。なじむんだけど、まるめこまれているような気もw(タケウマ)
・ バツの悪さが目に見えるようです。背伸びしてこんな店に誘うもんだから。彼女にかっこいいとこ見せようなんてね。イタリアンかな?なんとかワイン選びはやり過ごしたのに、ムール貝かなんか頼んだんでしょ?飾りの香草を食べちゃって。口の中に微妙な味が広がって、あわてて出てきた茶を口に運ぶ……。でもそれお茶じゃなかったでしょ?フィンガーボウルでしたってベタなオチまでついちゃって。ふふふ。かわいらしいですね。(はたらきねこ)